家はとても高額な買い物であり、注文住宅ならなおさらです。理想の家づくりをするために、注文住宅で建てることに決めたらまずは土地探しも妥協してはいけません。地域を絞り、その付近を実際に自分の足で歩いてみます。車で通るだけでは分からないことも多く、歩いてみると些細な問題にも気づけます。
例えば人通りが少なくて夜間に歩くのには不安があるとか、街灯が少ないので暗く感じるといったように、実際に暮らし始めたら感じるであろう問題点を事前にチェックできるのが大きなメリットです。こだわりの家づくりですから、要望をあれこれと詰め込みたくなりますが、すべてを取り入れたら総額が予算をオーバーするのは目に見えています。無理のない範囲で建てるためには、あらかじめ予算をしっかりと決めてから注文住宅づくりの詳細を決めていく必要があり、予算内におさめるために条件を変更することも視野にいれることが大切です。こだわりすぎると最終的にはとても高額になり、月々の返済額が大きくなって続けて支払うのが難しくなります。
間取りを決める時、部屋は大きければ大きいほど良いと考える人も多いのですが、適度な広さにすることもとても重要です。その部屋の役割を考えて、どの程度の広さがもっとも良いのかを丁寧に考えてから決めると失敗しません。あまりにも広いと部屋数が少なくなって必要な目的で使えず不便になったり、掃除が大変になるという点も気になるところです。