注文住宅で家を建築する時、建物の構造や工法はどれを選ぶのかと言った選択が在ります。敷地の形状や条件に適しているか、希望の広さを確保できるのか、現在だけではなく将来のライフスタイルにも適用しているのか、リフォームにも対応が可能になるのか、など様々な確認項目が在ります。また、注文住宅は自由度が高いため、工期やコストなどについての確認や、近年大きな地震が発生していることからも、建物の耐久性や耐震性になどについて建物の構造や工法の特徴などを把握しておくことが大切です。注文住宅における工法は、軸組工法と壁式工法の2つに分ける事が出来ます。
軸組工法は柱や梁などの部材を利用して住宅の骨組みを作り上げる工法で、壁式工法は壁などを使って建物を支える工法で、軸組工法は在来工法、壁式工法は2×4工法などが一般的です。尚、在来工法や2×4方法と言うのは何れも木造住宅の場合で、鉄骨造や鉄筋コンクリート造などの種類も在ります。因みに、注文住宅で家を作る時に木造住宅を選ぶ人が多いのですが、在来工法は構造上の制約が他の構造と比較をすると少ない事からも、狭い土地などにも適用出来ますし、注文住宅で家を作る土地と言うのは必ずしも正方形や長方形だけではなく、変形している土地も対象となりますので、変形している土地などにも在来工法は柔軟に対応が可能になると言ったメリットも在ります。また、在来工法は間取りや窓などの開口部分の設計が比較的自由に出来るため、将来的なリフォームを行う時にも容易に行えるなどのメリットも在ります。
